小中学校校舎(多目的スペース)に係る設計内容聴取の実施について
小中学校校舎の必要面積については、昭和五九年度予算(案)において、改定されることとなっておりますが、この改定は、従前の必要面積の改定とは異なり、多目的スペースの設置のためという特定目的のため行うものであります。文部省としてはこの趣旨を踏まえ、補助執行に当たっては、基本設計ができた時点で、事前に文部省において設計内容に関する聴取を行い、適切な多目的スペースの設置が促進されるようにしたいと考えております。
この設計内容聴取は、左記により行うこととしますので、このことについて十分御留意いただくとともに、管下市町村への周知についてよろしくお取り計らいください。
なお、前記の様な必要面積改定の趣旨にかんがみ、小中学校校舎整備について、昭和五九年度から改定される必要面積によることができるのは、この通知に基づいて行う設計内容聴取により、多目的スペースが確保されていると認められたものに限られ、これに該当しない小中学校校舎の整備については、なお従前の必要面積によることとなりますので、念のため申し添えます。
記
一 設計内容聴取の時期
(1) 昭和五九年度
[cir1 ] 五九年三月~認定申請事情聴取日(五九年五月一四日~二六日予定)の間に、都道府県単位で行う。(具体的日程は、助成課専門職員と打ち合わせること。)
[cir2 ] 前記期間までに設計内容聴取の終了しないものについては、終了まで認定を保留する。
(2) 昭和六〇年度以降 認定申請の前年度(おおむね一〇月頃)から、認定申請事情聴取の間の適宜の時期に、都道府県単位で行う。
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二 設計内容聴取の概要
(1) 文部省における設計内容聴取は、多目的スペースの設置に関して行うものとし、設計全般にわたる審査は行わない。
(2) 設計内容は、文部省において、都道府県教育委員会の技術担当職員から聴取することとし、市町村からの聴取は行わない。
(3) 都道府県教育委員会は、文部省における設計内容聴取の前に、関係市町村から設計内容について聴取を行うこととする。
(4) 昭和五九年度の文部省及び都道府県教育委員会における設計内容聴取は、別紙「小中学校校舎(多目的スペース)に係る設計内容聴取について」により行うこととする。
別紙
小中学校校舎(多目的スペース)に係る設計内容聴取について
1 設計内容聴取の対象校
昭和59年度以降に昭和58年度までの小中学校校舎必要面積を超えて整備を図ろうとする学校で、多目的スペースを設置しようとするもの等について、設計内容聴取を行う。
2 設計内容聴取の留意点
(1) 学習用多目的スペース
[cir1 ] 既存部分、昭和59年度以降の新増改築部分(明確な年次計画に基づいて整備する将来の新増改築部分を含む。)のいずれかに、合同授業、ティーム・ティーチング等の個々の教師の特性を生かした協力的指導体制に基づく授業や、個々の生徒の特性に配慮したいわゆる学級単位の一斉授業以外の多様な教育・学習が可能となるような多目的スペース(以下、「学習用多目的スペース」という。)が1カ所以上設けられていること。
[cir2 ] 学習用多目的スペースは、原則として次の各条件を満たしたものであること。
フランスの国、オーク材の上、キッチンの島
ア 規模は少なくとも、改定による必要面積の増加分と比較し、遜色のないものであること。(少なくとも、2~3学級以上の児童生徒が同時に利用できるようなスペース1カ所以上を含んでいること。)
イ 普通教室との関連が密接で、通常の授業に利用しやすいような位置にあること。
ウ 床仕上、間仕切等が多様な利用形態に対応できるようなものであること。
エ 普通教室、各特定教科用の特別教室、又は用途の限定された図書室、特別活動室、視聴覚室等とみなされるものではないこと。(ただし、学習用多目的スペースをこれらの目的にも使用することを妨げるものではないこと。)
(2) その他の多目的スペース
設計に当たっては、学習用多目的スペースのほか、児童生徒間また教師と児童生徒間のふれあいの場、又はゆとりの場等となる多目的スペースを設けることも十分検討すること。
多目的スペースの実施例
学習用多目的スペースの例
◎ ワーク・スペース
平面 | 利用方法の例 |
(学年ごとに廊下の幅を広くして、教室以外の多目的スペースを設ける。ワークスペースとクラスルームの間は間仕切を設けなかったり、可動間仕切とすることも検討されて良い。) | ○多様な学習の場 ・学年合同のティーム・ティーチング ・グループ学習 ・個別指導、自習スペース "どのように蛇口のために投手ポンプを使用することができますか?" ○うるおいとふれあいの場 ・プレイルーム ・作品展示 ・アッセンプリーホール(学年行事の場) ・談話スペース |
◎ 多目的室
平面 | 利用方法の例 |
(普通教室の近くに学年共用の多目的室を設ける。) | ○多様な学習の場 ・合同授業 ・習熟度別学習 ・グループ研究 ・メディア・センター(学年教材コーナー) ○うるおいとふれあいの場 ・学年集会 ・生徒会活動 ・コモンホール(談話コーナー) ・ギャラリー |
その他の多目的スペースの例
平面 | 利用方法の例 |
| ○多目的コーナー 廊下の一部を拡幅し、グループの読書会、雨天時の遊び場、語らいの場等として使用する。 |
| ○多目的ホール 玄関ロビーと一体に設け、学校行事、学年集会、インフォーマルな語らいの場等として使用する。 |
| ○多目的ラウンジ 階段・廊下と一体に設け、通路とラウンジを学年集会場、ギャラリー等として使用する。 |
| ○読書・展示コーナー 渡り廊下を利用して、読書コーナー、ミニ展示場、談話スペース等として使用する。 These are our most popular posts:MultiLABELIST V4シリーズ多彩なラベル・タグ発行方法 ... 小さなラベル・タグ、小スペースへの高いデザイン設計力 . デザイン設計時にWindowsフォントで小数点第一位まで設計することができ、小さな ラベル・タグや省スペースでもきめ細かなデザイン設計が可能です。(ワード、エクセル ... read more建築 外部空間設計におけるバリア・フリー・デザインバリア・フリー・デザインの最も重要な課題の一つは、障害者が自由に出入りしその施設 を利用できるような建築物を設計することにある。建築物の各設計段階 ... またT字交差 する場所にすれちがうためのスペースを確保するのも一方法である。 車いすやその他の ... read moreインテリア装飾 – 小さな空間を設計するための5つのヒントインテリア装飾 – 小さな空間を設計するための5つのヒント. で公開 君 青山. 今まで一つ に住んでいたことがあれば、課題の独自の特殊な処方を搭載した小さなスペースが来る ことを知っている、そしてそれは狡猾なソリューションを考え出すあなた次第です。 read moreInfoQ: 生産性のためのコラボレーティブなスペースを設計する2009年4月2日 ... アジャイルを用いて作業をする場合、つまり、互いに接近して遮るものもなく作業を行う 場合、人として健全で効率的な作業スペースを ... 単独の小さな会議室や「ホテリング」 スペースを設けている組織もあれば、チームの部屋とは別にメンバが個人用の作業 スペースを持つことを許可している組織もあります。 ... チームの部屋の外にいる第三者 が、何らかの方法で確実に騒音から遠ざかるか、隔離されるようにします。 read more
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